トップ お知らせ一覧 その他 【フリーランスは誰でもなれる!?】安定した暮らしを手に入れるために必要なものとは!?全国のフリーランスに調査

【フリーランスは誰でもなれる!?】安定した暮らしを手に入れるために必要なものとは!?全国のフリーランスに調査

株式会社デイトラ(本社所在地:東京都豊島区、代表取締役:大滝 昇平)は、全国のフリーランスを対象に、「フリーランスの道」に関する調査を実施しました。

働き方の多様化により、会社や組織に属さず個人で仕事を請け負う「フリーランス」という働き方が増えています。
現在は会社員として働いていても、将来は独立して自由に働きたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、興味はあってもフリーランスとしての働き方に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
なぜなら、好きなことを仕事にできる一方で、何でも自分で管理しなければならないからです。
独立してやっていくためには、確固たる地盤作りも必要になるでしょう。
では、実際にフリーランスとして働いている方は、現在どのような働き方をしているのでしょうか。
また、フリーランスになるために、どのように勉強をしていたのでしょうか?

そこで今回、オンラインプログラミングスクール『デイトラ』(https://www.daily-trial.com)を運営する株式会社デイトラhttps://tokyofreelance.jp/tokyofreelance/)は、全国のフリーランスを対象に、「フリーランスの道」に関する調査を実施しました。

・【人生の大きな決断!】フリーランスになったきっかけとは?

はじめに、フリーランスになった“きっかけ”から伺ってみましょう。

■あなたは、なぜフリーランスに?

  • 会計処理のスキルを身に付けたくて経営者の方に相談に乗ってもらい、フリーランスとして開業しました(20代/女性/飲食関係/鳥取県)
  • ずっと会社勤めをしているうちにマイペースに働きたいと感じるようになったから(30代/男性/デザイナー/東京都)
  • 婚約を機にフリーランスになりました。彼の仕事の都合に合わせると、フルタイム(月~金、固定の時間、時間が読めない残業)が厳しく、自分で仕事量も時間も決められる働き方が良かったため(30代/女性/翻訳校正者/愛知県)
  • 勤めていた会社の経営が悪化してきたため、退職してフリーランスになった(50代/男性/業務システムの設計、開発/東京都)

フリーランスになったきっかけは、何か特別な理由があったわけではなく、家庭や会社、個人的な事情などにあるようです。

・【一番多い職種はライター!】フリーランスの仕事の受注はどこから?

では、フリーランスで多い職種とはどのようなものがあるのでしょうか。


そこで、「現在の職種を教えてください」と質問したところ、ライター(10.2%)』『デザイナー(8.3%)』『コンサルタント(7.8%)』『プログラマー(5.4%)』『イラストレーター(5.0%)』『動画編集者(3.6%)』『ブロガー(1.6%)』『マーケター(1.5%)』『コーダー(0.6%)』『その他(56.0%)』という結果となりました。

フリーランスにはさまざまな職種がありますが、約4割以上の方がIT関係に就いていることが分かりました。
その中でも比較的多いのは、『ライター』や『デザイナー』、『コンサルタント』といった職種のようです。

また、最も多い『ライター』が10.2%ということで、職種も幅広いのがフリーランスの特徴といえそうです。

■フリーランスの仕事内容は?

  • イラストをメインに、動画、ライター、WEB制作など様々なジャンルの仕事を全てメインとして受注し、自身でもストック型のメディア配信事業をメインに展開しています(30代/女性/マルチクリエイター/東京都)
  • グラフィックデザインを主体として、イラストやロゴデザイン、CMコンテ、ホームページ、サイネージなどのデザインもやります(30代/女性/デザイナー/岩手県)
  • 個人顧客を対象に、占い師・ライター・カウンセラーとして活動している。対面で行うことは勿論、メールで返事を書くような形式をとることもある。むしろその方が主流(50代/男性/占い師/大阪府)
  • LINEスタンプ、似顔絵、挿絵、広告等のメインヴィジュアル制作。あわせて各媒体のデザイン・レイアウト(50代/男性/イラストレーター/東京都)

フリーランスの方は、幅広く業務をこなせる方が比較的多いのかもしれません。

■フリーランスってどこから受注しているの?

  • 会社員時代からお付き合いのあったところや、その後、仕事をご一緒する中で気に入っていただいたところから受注しています(40代/男性/イベントプロデュース/京都府)
  • ランサーズというクラウドソーシングのサイトを利用しています(40代/男性/ライター/埼玉県)
  • クリエイターやフォトグラファーを専門に人材派遣している会社への登録と一緒に仕事をしている同業者やライターなどの紹介(50代/男性/フォトグラファー/東京都)
  • オファーがあれば基本的に全部受ける。バッチリ仕上げて次のオファーに繋げる。オファーがなくても関わりたい作品があれば直接制作会社に電話する(50代/女性/アニメーター/東京都)

知人の紹介やクラウドソーシングサイトのほか、中には自ら連絡を入れて率先して仕事を取るという方もいらっしゃるようです。

では、新人フリーランスは、どのようにして受注すると良いのでしょうか。


そこで、「フリーランスとしてどこから初受注しましたか?」と質問したところ、元々の取引先(26.4%)』と回答した方が最も多く、次いで知人(24.4%)』『紹介(17.3%)』『クラウドソーシングサイト(11.2%)』『新規営業先(9.5%)』と続きました。

元々の取引先や知人の紹介といったコネクションの無い方は、クラウドソーシングサイトを頼ると良いかもしれませんね。

・【フリーランスで自由な働き方を!】リアルな1日の労働時間や年収は…?

フリーランスといえば、働く時間を自分で好きなように調整できるというイメージがないでしょうか。
実のところ、どれくらい働いている方が多いのでしょう?


そこで、「1日当たりの労働時間を教えてください」と質問したところ、『3時間未満(16.1%)』『3時間以上6時間未満(34.6%)』『6時間以上9時間未満(35.6%)』『9時間以上(13.7%)』という結果となりました。

6時間未満の方が全体の半数近くを占めていることから、一般的な会社員と比べると労働時間はやや短いといえそうです。

では、収入についてはどうでしょうか。

続いて、「フリーランスとしての年収を教えてください」と質問したところ、『200万円未満(43.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『200万円以上400万円未満(27.7%)』『400万円以上600万円未満(14.3%)』『600万円以上800万円未満(5.9%)』『800万円以上1,000万円未満(3.8%)』『1,000万円以上(5.0%)』と続きました。

一般的な会社員の年収と比べてみると、やや少ないという方が多いかもしれません。

・【フリーランスになるために】具体的な学習方法と勉強期間とは?

ここまでの調査で、フリーランスの職種や労働時間、収入などが明らかになりました。
では、フリーランスになる前についても調査していきましょう。


「フリーランスになるまでの勉強期間を教えてください」と質問したところ、『3か月未満(29.9%)』『3か月以上半年未満(6.1%)』『半年以上1年未満(7.9%)『1年以上2年未満(7.3%)『2年以上(48.8%)』という結果となりました。

約3割の方が3か月未満という短期間の一方で、2年以上と非常に長くかかった方も半数近くいらっしゃることが分かりました。

■フリーランスになるまでの悩みや大変だったこととは?

  • 会社勤めをしながら、少ない時間の中でフリーランスになるための勉強が大変だった(30代/男性/デザイナー/東京都)
  • 資金面の不安がありました。それまでの生活水準を落とすことにも抵抗がありました(30代/女性/デザイナー/東京都)
  • 元々映画会社におり、そこからの業務委託という形だったのですんなり始められたが、会社を辞めることに勇気が必要でした(40代/女性/字幕制作者/東京都)
  • フリーランスになること自体は簡単でしたが、初めて関わる業界でまわりに同業者もいなかったので、全て一から手探りでやらなければならなかったことが一番大変でした(50代/女性/ライター/埼玉県)

安定した暮らしを手放すことの悩みやフリーランスになるための勉強などが大変だったようです。
また、たとえフリーランスになれても、そこから収入を増やしていくことは簡単ではない様子も窺えます。

・【フリーランスになって良かった?】“フリーランス”という働き方の満足度

さまざま悩みや苦労を経てフリーランスという働き方を選択したわけですが、フリーランスになったことに対して満足しているのでしょうか。


そこで、「フリーランスとして働く上での満足度を教えてください」と質問したところ、とても満足している(25.3%)』『ある程度満足している(52.2%)』『あまり満足していない(16.6%)』『全く満足していない(5.9%)』という結果となりました。

好きなことを仕事にできる「フリーランス」を選択して満足している方が大勢いらっしゃるようです。

・【まとめ】フリーランスとして自由に働くためにも、自信の持てるスキルを身に付けよう!

今回の調査で、フリーランスの実情が明らかとなりました。
IT関連のフリーランスは全体の約4割と人気があり、中でもライターやデザイナー、コンサルタントが多いことが分かりました。

フリーランスになるきっかけは、特別なことではありません。
しかし、フリーランスになってから安定した収入を得るには、さまざまな努力が必要になるでしょう。
例えば、安定した暮らしを手放す不安を解消するためには、独立できるスキルを身に付けることです。
勉強期間が長くかかっている方もいらっしゃるようですが、やり方によっては短い期間でスキルを身に付けることもできるでしょう。

自分の好きなことを仕事にできる『フリーランス』。
自由に働くためにも、まずは自信の持てるスキルを身に付けてみてはいかがでしょうか。

調査概要:「フリーランスの道」に関する調査
【調査日】2021年10月20日(水)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,028人
【調査対象】全国のフリーランス
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ